1954年になると、朝鮮戦争から使用されていたスチールケース素材は終戦後再度ブラス素材に戻されました。
部分的なパーツについては以前と変わりはなく前年同様、ボトム、インサート共フルスタンプ刻印が使用されおるようです。フルスタンプモデルは前年1953年のスチール製ケースと翌年からのブラス製ケースの2種類が存在しています。さらに55年後半にはドット付きの刻印に変化してきます。

・ヒンジ /5バレル

・ケース/ブラッシュクローム・ブラス製

・インサート/ステンレス・スチール製

・フリントホイール/交差歯(斜め格子パターン)

・カム/新型カム・波形カム・スプリング

・チムニーホール数/16ホール

・ボトム刻印/フル・スタンプ モデル