美味しいコーヒーを炒れる前に
新鮮な豆はコーヒ−の美味しさを最大限に引き出します。
時間が経つと、そのコーヒー独特のうまみは薄れていくので一週間分の豆で十分です。
近くに自火培煎の店があればロースト指定して購入しましょう。古い豆は注湯時に膨らみが
弱く、明らかに違います。当然味も落ちてしまっている証拠です。
面倒くさがって、一度に豆を買ってしまう人はここで心をいれかえましょう!
私はKalitaの三穴式ドリッパー(101)を使用しております。
Melitaの一穴式ドリッパーでは以降の炒れ方はあてはまりませんので、あしからず。
1.豆を挽く | ミルで豆を挽きます。一杯(10g〜12g)ミルは手動、自動ありますが、私は羽式自動ミルを使ってます。中細挽きでいいでしょう。8秒〜10秒ぐらいで良いと思います。ミルの性能で左右されます。挽きが荒いが、目をつぶります。 |
2.湯を沸かす | あらかじめ湯は沸騰させ、カップに注ぎ温めておく。その際、ドッリパーもいっしょに、湯を注ぎ温めておくこと。 沸騰したら、1分ぐらい待って注ぎを開始する。 |
3.抽出(蒸らし) | カップにドリッパーを置きペーパーをセットしたら、挽いた豆を入れます。(ペーパーの折り目は縦横逆になるように・・)豆の中ほどを指で少し窪みをつけて、真ん中から全体にゆっくり、弧を描く様に少量ずつ注ぎます。注ぎ過ぎはダメです。カップに湯が少量落ちる程度。全体に豆が膨らむまで待ちます。 30秒〜40秒。ペーパーに湯が触れるのは厳禁です。若干、縁の挽き豆に湯が行き渡らなくても大丈夫です。 |
4.抽出(前抽) | 蒸らしが終了したら、いよいよ抽出です! 1注目は中心部から、全体の1/3までゆっくり弧を描きながら注ぎます。すると小さな泡がプクプク盛り上がってきます。泡が全体的に、へこみ始めると、2注目の注湯を始めます。今度は全体の2/3程度まで弧を広げ同じく繰り返します。 |
5.抽出(中抽) | 3注目〜5注目は同じく、泡が全体的にへこみ始めると注湯を繰り返します。泡は前抽にくらべ見た目大きくなります。豆の美味さは、ほとんどこの段階で、抽出されてしまいます。 |
6.抽出(後抽) | 6注目から、通常7注目ぐらいまでで、終わりましょう。以降は味が薄くなるだけです。好みでどうぞ。 |
7.出来上がり! | どうでしたか?上手く抽出出来ましたか。さあ〜ゆっくり落ち着いて、匂いで楽しみ、味で舌を転がしましょう。 |
最後に・・・ | コーヒーを炒れる際、全部を3分ぐらいまでで完了しましょう。適度な熱さが、さらに旨味を助けます。くれぐれもペーパーに直接湯をかけないように!! |