スーツはディテールに凝りだすと、きりがないですが、その背景にはそれだけの理由が存在します。スーツの変遷はほとんどその形が完成しており、各ブランドにおいても、ピッチの幅、ラペルの幅等、数ミリ単位でのライン変更が繰り替えされ、大きく変わる事はありません。
しかしながら、年々魅力が増すのは言葉ではあらわせない、各ブランドの歴史や、自身、誇りみたいなものがそこには存在しているような気がします。良いものはそれなりに高価である事も確かです。スタイルを磨くためには自分自身への投資も必要となります。高価なものが決して良いとは思いません。
自分自身の価値観に養われた物であれば、それはその人にとって、本物であり、大切に出来るものではないでしょうか。こだわり続ける事はその人自身に磨きをかけ、自然と身に付くものであるような気がします。。。
なんかたいそうな事を言ってますが、要は好きであるという事が大事なんでしょうね・・・
いつかはロンドン本店でのビスポーク夢見る私であります・・・
nari
(右上)額縁仕上げステッチングによる、本切羽使用。フラップ
裏地もレッドライニング仕上げ。
(左横)お台場仕上げによる補強、サビルローセレクションのタグ
は本国イギリスとの共同生地スタイルの証。
(右下)ベルトレスタイプのトラウザー。ブレイシーズ専用となる
ため、よりクラシックなスタイル。腰回りには布地による
補強。 ウォッチポケットが有り懐中時計を忍ばせ たい気 分です。
(左下)上衿と、バックラインの生地ストライプの合わせ具合や、
レッドステッチングがまた、ワクワクさせます。
(左横) スーツの立体感はこのラペルからのロールの立
ち具合が大事ですね。スーツの良し悪しが判断
ができます。
(右下) ラペル裏にはフラワーホールが有り、一度は花
でも挿してみたいもんですが。似合わないだろうな・・
これぞ!ギーブス&ホークスと言わんばかりのネイビーチョークストライプのスーツであります。
胸元に‘ゆとり‘をもたせたイングルッシュドレープがたまらなく、優雅さを醸し出してくれます。。
ハッキングポケット、チェンジポケットそして、ブロードショルダーとブリティッシュ・スタイルがここにはあります。
ワンハーフライニングには、思い切ったレッドライニングを使用しました。上着を脱ぐ際、勇気も必要とします・・・
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