YAMAHA LL-10D

YAMAHAを代表する、LLシリーズ。私がはじめてバイトをして購入した思い出深いギタ−です。購入したのは14年前ぐらいでしょうか・・・
トップはえぞ松単板、サイドバックはインディアンローズウッド、指板はエボニー、特にトップのえぞ松は、目の密度が細かく、見ためからも木目が非常に整ってます。現在YAMAHAのカスタムギター(50万以上)でしか、扱ってない希少材になってまが、良い材質は年々減っていき制作する側も海外の国から材を仕入たり、他国で制作を行いコストをさげたりと、工夫を重ねてます。ヴィンテェージとまではいかないまでも、深い音色と、広がりのある音は今も年々成熟していってるような気がします。




















YAMAHA LA-27

YANAHA LAシリーズが好きな人は、当時は長渕が好きだった人が多かったです。LLに比べて、小ぶりでネックもやや細く、非常に弾きやすいギターです。
当時、高円寺に住んでいた私は、お金が無くなるとよく質屋に通ってまして、たまたま懐具合が厚い時にその質屋の前を通りかかり、ガラスケース越しにぶら下がった奴と出会いました・・・
高円寺といえば、昔から、音楽で生計を立てようと夢みてる人たちがたくさん集まる土地柄でして、かくいう私もその一人でした。。そんな土地柄ですから楽器が中心となる質屋も多く、また良質なギターがえらく手ごろな値段で手に入れる事もできます。
「1982年〜1989年まで制作されてたこのギターは、トップは最高級スプルース単板、サイドバックはインディアンローズウッド、指板はエボニー、という現在のYAMAHA LA38Jに受け継がれてます。。当時は10万が定価だったと思いますが、今やそのころの材質で日本メイドのギターとなれば20万を超えますから、やはり、このギターもLL同様音色が安定して、特にフィンガーピッキングが好きな人には、LLにはない繊細な音色が特徴です。
あまりに安価で手に入れた私は、安アパートにもどってひたすら弾きまくってニヤニヤしていたころを懐かしく思い出します。










YAMAHA C317

ゴミの日に捨ててありました・・拾いました。。


































YAMAHA APX10について

APXは日本におけるエレアコの火付け役となり、みんなオベェーションかAPXかを持ってたような気がします。アコースティックギターにおける生の音源というのは最大の音色であると思いますが、事ステージとなると、特にバンド編成では魅力であるはずの音が、かき消されしまいがちです。ピックアップをつけての演奏はこのAPXの出現で、相当良い意味で音色に変化をもたらしたのではないでしょうか・・・
かくいう私も、ステージでの演奏では概ね、ギター一本での演奏が主体でしたが、当時「イカ天」という、コンテスト番組がはやっていて、ついにバンド編成でのライブにも手をだしました。その際、購入したのですが、元来の性格にせいか・・すぐ、解散。。またもや一人でのスタイルにもどり、結局あまり活躍の場もなく今もケースの中で冬眠しております。
音色はホールが小さいので、生音では迫力はないですが、アンプを通すと安定した音が魅力です。
練習では、隣人の騒音問題に一役買ってくれる奴です。
たまには弾こう・・・






















MARTIN D-28について

Martinといえば、ギター好きにとって、今も昔も変わらず憧れのギターです。中でもD−28はその代表的なギターで、当然私にとってもいつかは手に入れたいギターでした。
このギターとの出会いは私の人生の中で、突然に予想外にも早く手に入ったのです。
当時まだ学生だった私は、しこたま稼いだ金でYAMAHAのギターを手に入れそれだけで、気分は長渕剛でした。そんな折り、さる友人(女性)との、とりとめもない電話の中で、ギターの話題になり、彼女の口から「内にも昔、おにーちゃんが弾いてたギターがあるけど、でっかいブルーのケースで私の部屋にあってスゴイ邪魔!」と、何気に話すのでした。「ブルーのケース・・?」間髪いれず、私は中身を確認してもらい、それは紛れもないMartinである事が判明したのです。彼女の兄に交渉の上、あっさり手に入れました。学生のバイトで払えるぐらいの値段だったので、気が触れたように部屋で小躍りしたもんです。
1982製のMartinは世界的な楽器業界の不況が1980年代初頭より続き、前年には止む無くリストラを行い、残った老練の職人がわずかに生産を行っていたため生産台数も極めて少なく、そのギターの質も老練による熟練した人たちによって作られたため、従来のD−28よりも、丁寧な作りがされているとの事です。
こんな出合いで手に入ったギターですが、今でも私の最愛の友として、いつも部屋の隅でスタンバってますう。