1932年の創業当時より今日まで、一貫してZIPPO社が行ってきている”永久保証制度”と呼ばれるものがあります。
ZIPPO社の製造した製品に関して、その部品の破損、機能的な部品の消耗により、使用が困難、もしくは使用できなくなった場合、 永久的に何度でもその無償修理を保証をするものです。
但し使用年数におけるメッキ剥がれ、ヘコミ等は保証対象外となっています。
ZIPPOを購入すると、必ず織り込まれた保証書が付属されております。長年使用していると案外紛失しがちなんですが、出来る限り手元に残しておいた方がいいです。特にヴィンテージZiippoにはMIB状態での購入以外はほとんど付属されてません。実際保証書がなくても、送れば修理は可能です。
送る際の郵送代は自己負担(当たり前です!)ですが、修理後の返送代金はZippo社が負担してくれます。ですがそこは気持ち、返送相当分の切手でも同封して送ってあげましょう。送る際はフリント、オイル等しっかり抜いて送って下さい。ケース等も不要です。そのまましっかり梱包しておくりましょう。後は気長に待てば、見事に復活して手元に戻ってきます。

先日手元にあったZippoを2個、アメリカのZippo社に修理のため送りました。
一つはZippoにおいて、一番修理頻度が高いと思われるヒンジの破損、もう一つはカムスプリング折れでした。双方共使用不能状態。ヴィンエージ物で1958年製、1971年製のZippoで保証書は無かったので、その旨手紙に記入して送りました。
 

  


9日にEMSで発送したZippoは修理を終え、22日にはAir Mailで私の手元に届きました。輸送日数から換算して、到着後4日前後でセンターにおいて修理発送されてるようです。日本の修理センターに送った事があるのですが、修理完了到着までに概ね1ヶ月近くかかった事を考えると、海外のZippo本社リペアセンターに送るほうが早そうです。
中身ですが、
Zippoの状態ですが、一つはヒンジが取り替えられています。現行使用されているヒンジに交換。二つ目のZippoもチムニーの中にあるカムスプリングを現行使用のカムスプリングに修理交換されています。
通常修理を行ってもらったので、そのまま旧インサートのままでよかったのですが、わざわざ新品のインサートを二つ付けてくれてました。
開封時、ケースに管理コードシールが貼られていたので、Zippo社では過去のリペアー修理依頼顧客を管理しているようです。良い事です。。さらには双方Zippoが磨き上げられ輝きまで、取り戻しておりました。
日常使用にはこれで問題なく、復活再生、仕事をこなしてくれるでしょう・・
さて・・イップクと・・・
以下、送り先です。ご参考までに・・・

注意)
ZIPPOを送る際の注意ですが、Zippo社では基本的に25年以上経過したZippoに対しては、修理を行わず、新品のインサートにて対応しているようです。特にオールド、ヴィンテージ物のZippoの修理を依頼される時は注意しましょう。古いインサートもそのまま返送してくれるよう、一筆添えていれば返送してくれます。しかし、今回、なぜか二つともインサートの修理を行ってくれました。。なぜかわかりません。。(談)

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